愛媛県で8月に行われた第50回全日本中学校陸上競技選手権大会の4種競技(100mハードル・走り高跳び・砲丸投げ・200m)で、3043点を記録し優勝した大綱中学校陸上競技部所属の江口美玲さん(3年)が、次の目標に向かって日々、練習に励んでいる。昨年に続く全国の舞台。初優勝を遂げた江口さんは、「嬉しい。応援してくれた人に感謝」と振り返る。江口さんの地元である菊名でも横断幕が設置され、地域からも祝福されている。
前回大会では200mに出場したが、「1つ上の先輩がやっていてかっこよかった」として、今大会は4種競技に挑戦。昨年10月から本格的に取り組んだ。走り高跳びは棒に当たるのに恐れていたが、指導者からの「全国に間に合えば大丈夫」という言葉に安心感を覚え、6月頃からコツをつかみ始め高く飛べるようになっていった。「体力に自信があるから飛ばせるのでは」と思っていた砲丸投げは、投げても記録が伸びず涙を堪えながら練習する日々も。「1日100投」を目標に実力を身に着けていった。落ち込む時もあったが、部活の「後輩でも友人のように距離が近い関係」が励みになっている。
10月は、神奈川県中学校総体(リレー・4種競技)とU16陸上競技大会(100mハードル)が控えている。「中学3年間分の力を出し切る」と意気込む江口さん。決勝に残ることを目標に練習を重ねる。
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