神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2023年10月12日 エリアトップへ

大倉山 エルム通り商店街 駅前書店、26年の歴史に幕 児童らの感謝メッセージ届く

社会

公開:2023年10月12日

  • LINE
  • hatena
メッセージを届けた3人と柏熊勇店長(左)
メッセージを届けた3人と柏熊勇店長(左)

 大倉山駅前、エルム通り商店街にある「天一書房大倉山店」が10月20日(金)、向かいの系列店、文具101大倉山店(25日(水)閉店予定)と共に、26年の歴史に幕を下ろす。

 近隣にある大綱小学校図書ボランティアの3人が5日、同店に児童らが書いた感謝のメッセージを届けた。同小の在校生やOBの保護者らが所属し、読み聞かせや図書室装飾、本の修繕などの活動を行う同ボランティア。メンバーの一人が先月20日ごろに店頭の張り紙で閉店情報を入手。日頃より児童や保護者らが利用していた両店舗の閉店にメンバーらはショックを受けるとともに、「何かできることはないか」と考案。児童らの、これまでの感謝のメッセージを形にして届けることに決めた。

 すぐさま学校に協力をあおぎ、全校児童に用紙を配布。「初めて一人で買い物した店。今までありがとう」など感謝や思い出が書かれた141枚のカードが集まった。同ボランティアのリーダーを務める小林愛子さんは「こんなに多く集まり驚いた。みんな感謝を伝えたいと感じていたのだと思う」と話す。メッセージは同店のショーウィンドーに10月末まで貼られる。

 同店を運営する多摩興産(株)(綱島東)では今年に入り同書房日吉店、文具101綱島店を撤退させた。大倉山の両店舗もそれに続いた形。同書房の綱島店・瀬谷店は継続。

 区内では他社書店の撤退もあり、インターネット通販の台頭やコロナ禍での売上減少など、業界全体で書店ビジネスが成り立たなくなってきている背景が見受けられる。

児童の思いが詰まったカード
児童の思いが詰まったカード

港北区版のローカルニュース最新6

赤レンガで体験型防災イベント

赤レンガで体験型防災イベント

ラジオ日本と市が8日まで

9月8日

フレイル予防の講演

フレイル予防の講演

9月20日 港北公会堂

9月7日

横浜市教育委員会による教員向け研究協議会で児童・生徒が意見発表

横浜市教育委員会による教員向け研究協議会で児童・生徒が意見発表

神奈川区の青木小、青葉区の市ケ尾中

9月6日

ボランティア学ぶ

ボランティア学ぶ

9月27日 参加者募集中

9月6日

横浜市 全市一体でのシェアサイクル展開へ

横浜市 全市一体でのシェアサイクル展開へ

2025年度から全国初の事業者間相互乗り入れ目指す

9月6日

南区南太田の「ぱぁらー泉」で横浜発祥のナポリタンを味わう

横浜ほっこり純喫茶【1】

南区南太田の「ぱぁらー泉」で横浜発祥のナポリタンを味わう

本紙記者のひと息時間

9月6日

横浜労災病院(045-474-8111)

市民公開講座「大腸がんの予防と最新外科治療」9月25日 申込不要・参加無料

https://www.yokohamah.johas.go.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月4日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

港北区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月8日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook