岩崎学園横浜デジタルアーツ専門学校2年生の石田彩華さんは、一般廃棄物収集運搬業優良事業者の認定マークをデザインした。10月20日には横浜市役所で、横浜市資源循環局の金高隆一局長から感謝状を授与された。認定マークは、優良事業者の収集車両の車体やホームページなどで活用できる。
一般廃棄物収集運搬業優良事業者とは、企業や商店などから排出される一般廃棄物を収集・運搬する一般廃棄物収集運搬業者のうち、法令遵守、事業の継続性等、3R活動等への積極的な取組みが評価され基準点数を満たした業者のこと。今年度から、優良事業者であることが一見してわかるとしてシンボルマークを新たに制定。同校がデザインの依頼を受け、8人の有志が制作し9作品が応募された。一般廃棄物収集運搬業者94社の投票により、石田さんの作品が選ばれた。金高局長は、「一目見てキャラクターの温かみを感じる。このマークを少しでも多くの事業者に活用してもらいたい。そして、市内経済を支えている事業者のことを、より広く知っていただきたい」と期待を込めた。
色と形にこだわり
石田さんの作品は、「横浜市を清潔にしてくれる誠実で安心感のある優良事業者ということが伝わるように」と、清潔や誠実をイメージした青、信頼や安心、癒しをイメージした緑が使用されている。また、親しみやすさが出るように、丸みを帯びたデザインになっている。デザインの中心には、「有料化されたレジ袋は、そのままごみ袋に使われやすい」として、口を結んだ状態の袋など、ごみがキャラクターに落とし込まれている。矢印については、ごみの循環をイメージしている。感謝状を受け取った石田さんは「選ばれて驚いたけど、熟考した作品の思いが伝わって嬉しい」と喜びを口にした。
収集車両に掲出
今年度認定された優良事業者は13事業者(そのうち1事業者は初認定)。最高点を記録した(株)春秋商事(都筑区)は、ごみをタブレットで自動集計するなど、工夫している。甲斐陸二郎代表取締役社長は、「図らずとも1番になった。日々、いろんな問題を解決していたことがつながったのでは」と結果に驚き、「認定マークは、収集車両に貼りたい」と話した。
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