大倉山記念館で11月1日〜5日、「第39回大倉山秋の芸術祭〜故郷のレガシーを繋いで〜」が開催された。主催は大倉山秋の芸術祭実行委員会。同館の利用者などによる、合唱、木管楽器のワークショップ、江戸時代の庶民が学び親しんだ「道歌」、演奏会、紙芝居、チアの演技など、さまざまな芸術が集まった。絵画や、工芸、写真、書など、約100点が展示された美術展もあり、盛りだくさんな内容となった。20年以上続く港北高等学校吹奏楽部による演奏を目当てに来る人もいるという。
特別企画は「城」。横浜北部に伝わるレガシーを次世代につなごうと企画された。篠原城や小机城にまつわる朗読劇や紙芝居、アニメ、ワークショップ、パネル展示、太鼓演奏などで観客を楽しませた。
同実行委員会の田村悦臣代表は「天候に恵まれ、例年よりも人が多く今年は盛大に開催できた」と口にした。
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