創作料理屋海んちょの女将で、神奈川なでしこブランド認定商品を開発した 藤田 奈美さん 日吉在住 58歳
「好き」を学ぶ面白さ
○…「思い切った選択だった」と4年前を振り返る。営業自粛が続く中、事業見直しを考えていたところに入ってきたSOSの声。「横浜野菜を使って食事の手助けを」と思い、新事業「Kozutsumi(こづつみ)ブランド」に踏み切った。こだわりは「健康に、おいしく」。米粉を使いつつ、味や食感にも気を配った。「『食べること』は大事なこと。つらい時ってまず食べなくなるし、逆に食べていればだいたい元気よ」
○…埼玉県出身。外資系の会社で国際業務に従事し、料理もあまりしなければ、営業に関わることもなかった。日吉で海んちょを開業したのは1993年。飲食業は夫の長年の夢だった。「手伝い程度のつもりが、気づけばどっぷりはまっていた。まさか31年も続くとは」と感慨深げな表情。「まったくの別世界に飛び込んだ」と話す。
○…子どものころから体を動かすことが好きで、中学、高校ではバレー部でエースや部長を務めた。今の趣味は街歩き。「水辺を歩くのが好き。だから横浜も好きなのよ」。普段は入らないような店も、勇気を出して入ってみる。そこで店の商品や内装のアイデアが生まれる。
○…飲食業をきっかけに、地産地消をはじめ様々な人やモノに出会ってきた。こづつみブランドを立ち上げて、出会いはより広がり、同時に新たに学ぶことも増えた。いろいろな場で得た知識が繋がっていくのは面白い。「好きなことを学べる場所が好き」と前のめりで語る。飲食業の魅力は「学んだことを即実践できるし、1の成功が、99の失敗をチャラにするほど嬉しい」こと。「今は海んちょをやっていてよかったと思う」と頬を緩める。これからも学びの連続の中、「食べる」を大事に生きていく。
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