創作料理屋海んちょ(日吉6丁目)が製造・販売する「Kozutsumi(こづつみ)」ブランドのパウンドケーキが、神奈川なでしこブランド2024に認定された。同店女将の藤田奈美さん=中面・人物風土記で紹介=が、コロナ禍の食事の悩み解消の助けになればと開発した、地産食材の米粉製品。通販での受注販売、店舗メニューとして提供、マルシェ出店などで販売している。
神奈川県では、県内の企業や団体から、女性が開発に貢献した商品(モノ・サービス)を募集し、優れたものを「神奈川なでしこブランド」として認定している。第9回となる認定式が2月5日に行われ、食料品や生活用品など17商品が新たに認定された。現在の認定商品数は全162品。
日々の食事を手助け
海んちょの「米粉と米麹甘酒と横浜野菜のパウンドケーキ」はその名の通り、横浜地産の農作物を使ったグルテンフリーのパウンドケーキ。栄養バランスが良く、特に野菜を使ったものは甘くないので、軽食としても手軽に食べられる。「食事の用意が大変」「おやつの回数が増えてカロリーオーバーに」など、「コロナ禍に、お客さんから聞いたSOSに応えたくて、開発に踏み切った」と話す藤田さん。開発から今までの道のりは、苦労の連続だったそう。食材選びや味付けはもちろん、勘に頼って新事業を失敗させられないと大学で経営も学び直した。スタッフや提携農家、常連客など多くの協力で完成した商品。「認定されてすごく嬉しい。お客さんや農家の人も、自分のことのように喜んでくれた」と笑顔を見せた。
現在はマフィンなどほかの焼き菓子も製造。通販や店舗販売、マルシェ出店などを実施しているが、「海外発信など、販路拡大に取り組んでいる」と藤田さん。「横浜から、もっと多くの方にこづつみブランドを届けたい」と意気込んだ。
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