楽し気に踊るHaribooo(左)とスーツを身にまとってダンスする栁下さん
横浜ラポールで６月29日、ラポールダンスコンテスト２０２４が開催された。市内で活動する障害のある人が所属するダンスチーム、個人のダンスコンテスト。昨年初開催され、２回目となる今回はチーム部門に７組、ソロ部門に10人が参加した。審査員はダンサーのＤＡＩＫＩさん、Ｈａｇｒｉさん、ｙｕ－ｓｋｙさんが務めた。
参加者は個性を生かした作品を披露。ライバルの踊りに手拍子で盛り上げ、歓声が沸く場面も。
最優秀賞受賞は、Ｈａｒｉｂｏｏ(チーム部門)、栁下一路さん(ソロ部門)。「作品として感動するか」を判断基準として選出された。同チームと栁下さんは、８月24日に同施設で開催される「Ｄａｎｃｅ Ｐａｒｔｙチョイワルナイト２０２４」のダンスショーケースの出場権を獲得。
Ｈａｒｉｂｏｏは昨年の出場時「最優秀賞の一歩手前」と評され、悔しさをバネに練習してきた。メンバーの島田結斗さん(11)は「緊張しながらも、楽しく踊れた。最優秀賞は驚いたけど嬉しかった」と笑みをこぼした。スーツ姿で作品を披露した栁下さんは(18)「さまざまなジャンルを習い始めたので挑戦した。インパクトを与えるためにスーツを着たのがポイント」と話した。
審査したＤＡＩＫＩさんは低身長症当事者。「仕事しながら、持病を抱えながら等、様々な背景があっての作品。コンテストが新たなダンスのきっかけづくりになれば」と期待を込めた。
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