師岡熊野神社(石川正人宮司)で7月6日・7日に開催された星祭の初回、「家族の絆コンテスト」の表彰式が行われた。今年で13回目。東日本大震災をきっかけに「家族への思いを短冊に込め、あたたかな家庭を築こう」という目的で始まった。同神社とNPO法人まほろば教育事業団が地域の子どもを対象に実施している。
入選者は16人。それぞれ、宮司賞、親守詩賞・特別賞、七夕賞、佳作のほか、石川宮司の同級生でありシンガーソングライターのさだまさしさんが協力し「さだまさし賞」が贈られた。
また、同神社が今年で創建1300年という節目を迎え、取組みをさらに広げようと、全国規模の「家族の詩コンテスト」が初めて開催された。デザイン賞を受賞した埼玉県の高澤寿寧さん(5)は「家族が大好き」と満面の笑みで話した。佳作の須山恵美さん(33)は「童心に帰り、感謝を伝えることは大事だと感じた」と話した。
石川宮司は「地域や家族の絆は大切だと、再認識してもらいたい」と意義を語った。
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