横浜市港北区民文化センター(ミズキーホール)で7月13日から15日、港北区内在住の2人による海と書のアート展が開催された。
海をテーマにした作品を展示したのは「海レジンアーティスト」のChieさん。作品の原点は10年前に沖縄県へ訪れた際、綺麗な海に魅了されたこと。「自宅にも海を」という気持ちから、コロナ禍に独学で樹脂を活用したレジンアートの技法を学び始めた。
書は、書道講師の松村直子さん、松村さんの書道教室に通う生徒の作品などを展示。これまで自宅での展覧会経験はあったものの、施設を利用しての展覧会は自身初。
会場では、海のレジンアートと書のコラボ作品も飾られた。Chieさんが作成した「海の」上に、黒のアクリルを墨汁代わりした「書」が乗せられ、その上を再びレジンで固めたもの。松村さんは「アクリルは墨と違う特性を持つため難しかったがコラボできて嬉しい」と目を細めた。
展示期間中、約20人で1枚のレジン作品を共同制作する体験や、黒いうちわにカラー筆ペンなどでイラストなどを描くオリジナルうちわの制作などのワークショップが実施された。
Chieさんは「直接反応を見られて、興味を持ってくれる人が多くありがたい」とした。
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