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学童軟式野球 綱島リバース 県の頂点に チーム一丸、初の栄冠

スポーツ

公開:2024年8月15日

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県大会で優勝した「綱島リバース」ナイン(6年生)=保護者提供
県大会で優勝した「綱島リバース」ナイン(6年生)=保護者提供

 学童軟式野球の神奈川県大会である2024日産神奈川販売カップの決勝戦が7月28日にサーティーフォー保土ケ谷球場(保土ケ谷区)で行われ、綱島を中心に区内で活動する「綱島リバース」が優勝した。

 7月13日に横浜スタジアム(中区)で開会式が行われ幕を開けた同大会には、県内各地区の代表54チームが参加。トーナメント形式で優勝を競い合った。

 リバースは1回戦から3回戦まで危なげない試合運びで勝利するも、23日に行われた強豪・寒川エースとの準々決勝では苦戦。一時6点差をつけられるも、驚異の粘りを見せ、最終回に4点取ってサヨナラ勝ちを収めた。リバースの宮崎浩監督は「選手たちは昨年、先輩たちが6点差をひっくり返されて敗れた試合を見ている。諦めない気持ちを先輩たちの戦いから学んでいた」と振り返る。投手戦となった戸塚アイアンボンドスとの決勝戦は0対0のまま延長(タイブレーク方式)に。「これまでタイブレークで負けたことはなく、絶対の自信があった」(宮崎監督)との言葉通り、7対1で優勝を勝ち取った。決勝戦で投手を務めた金子太郎主将(6年)は「毎試合苦しかったけど優勝できて最高に嬉しい。みんなが最後まで諦めず、チーム一丸となって戦えたことが良かった。スタンドからたくさんの応援を頂いて、その力もパワーになった」と大会を振り返った。

金属バットで

 リバースは昨年、別の県大会でベスト8で涙をのんだ。先輩たちの記録を超える「ベスト4以上」を目標に臨んだ今大会。一試合終えるごとに「もう一つ上に」を合言葉に闘ってきた。

 学童軟式野球では球が飛びやすい加工をしている「複合バット」が主流の中、リバースは昨年から同バットの使用をやめ、従来の金属バットを使用してきた。宮崎監督は「真芯に当てないと飛ばないため、みんな必死にバットを振ってきた。ミートする力が身に付いたと思う」と話した。

無失点のエース

 特に突出した選手はおらず、”チーム力で勝った”大会。「しいてMVPを挙げるとするなら…」と、宮崎監督は安(やす)眞仁(まなと)投手(6年)の名前を挙げた。背番号1をつけたエースは、初戦と3回戦、準決勝の3試合に先発し、大逆転勝ちを遂げた準々決勝ではリリーフで登板。今大会で登板した17回全てを無失点に抑える活躍を見せた。宮崎監督は「70球という球数制限がある中で、チームを引っ張ってくれた」と振り返り、「うちはエースの安と主将の金子の二枚看板。今後の試合でも力を発揮して欲しい」と語った。

 リバースは8月24日から始まる横浜銀行カップに招待されている。各地区の優勝チームが集まる大会。金子主将は「自分たちの力で出場権を勝ち取った。楽しんで臨みたい」と笑顔で話した。

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