設立50周年を迎えた「港北文庫のつどい」の代表を務める 肥田野(ひだの) ゆかりさん 都内在住 73歳
読み継がれる本も大切に
○…設立50年の「港北文庫のつどい」。「子どもの本を通して子どもの心を考える」をテーマに活動する。ママ友に誘われたことがきっかけとなり参加して32〜33年ほど。今年から初めて代表を務めることになった。「”引っ張っていく”というよりは、支える方が性に合っている」と目を細め、「共感して認めてくれる」と団体の魅力を話す。
○…講演会の申込受付担当などを経験。参加希望者からは「この時を待っていた」という言葉も。「参加者の生の声を聞くことができ、期待してくれていることを実感した」と微笑む。活動で印象に残っているのは、東京子ども図書館理事長の張替恵子さんが話した「古い本でも初めて接する本は新しい本」という言葉。「『次々に新しい本が出版されるが、長い間読み継がれている本も大事にして子どもの手に届くようにしたい』という考えは正しかった。勇気づけられた」と感慨深そうに語る。
○…山口県出身で大学進学を機に上京。海外に滞在していた時期もあり、運転免許はイギリスで取得した。「知らない人にも笑顔で挨拶していて親切だと感じた」と国の印象を語る。現在は東京で暮らし、地域の歴史を調べて発表するサークルにも所属。「運河があった場所には幹線道路があり、普段何気なく歩いている道が昔のままの場所もある」と知る喜びを語る。
○…コロナ禍を除いて毎年、絵本や児童文学、読み聞かせなどについての講演会を開催している。「話を聞いてみたいという人、子育て中の親も気軽に参加できるように」と、預かり保育を実施するなど工夫を凝らす。今年も10月から全3回の講演会と交流会を企画。開催に向けての準備に勤しむ。
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