箕輪町にあるミニ・ギャラリーコジマには、いつも地域の人が集い、にぎやかな時間が過ぎゆく。オーナーの小嶋陽子さんが交流の中からさまざまな企画を立案し、実行している。小嶋さんは「『こんなことをしたい』というと、『私、それできる』という人が出てくる。みんなの得意なことで、どんどん輪が広がって楽しい」と笑顔で話す。
8月24日には「地域の子どもたちに昔遊びを継承したい」と、お手玉づくりのワークショップが開かれた。
同ギャラリーでクロスステッチ教室の講師を務める加藤佳子さんと、手芸と花が好きで港北オープンガーデンを期に同ギャラリーの常連となった野村栄子さんが講師を務め、近隣から4人が参加。皆、同ギャラリーの魅力に惹かれ、それぞれ常連となったメンバーだという。
小嶋さんを含めた7人は、昔話のおしゃべりをしながら、着物のハギレを縫い、お手玉を作っていった。完成したお手玉は、それぞれ孫や近所の子どもたちに渡し、遊び方を教えてあげるという。「秋には前回好評だった竹細工を企画している」と小嶋さん。
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