神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2024年9月19日 エリアトップへ

「ビルマに直接支援する会」発起人で23日に港北公会堂での講演会を主催する 水谷 雄次さん 師岡町在住 70歳

公開:2024年9月19日

  • X
  • LINE
  • hatena
水谷 雄次さん

「力になりたい」思い強く

 ○…2021年に軍事クーデターが起きたミャンマー(旧ビルマ)で、若者たちの命が奪われ続けている現状を知り、力になりたいと「ビルマに直接支援する会」を立ち上げた。自国の民主化に向けて、日本で活動するミャンマー人女性に賛同。自社倉庫前で、ミャンマー料理の弁当を販売するなどして支援してきた。「もっと多くの人に現状を知ってもらいたくて。まずは地元から」。港北公会堂で、チャリティーの講演会を開く。

 ○…三重県に生まれ、すぐ世田谷区に。高校時代は婚礼関連の会社を営む母の手伝いに明け暮れ、大学に入学するも仕事が多忙を極めて中退。「友人らが卒業するタイミングで集合したが、少し違いを感じたね。皆が大学生活を謳歌している間に、自分は社会にもまれてたんだって」

 ○…30歳を過ぎたころ、母の仕事を引き継ぐ形で起業。豊富な経験が信頼を得て、頼られると採算度外視で取引先の力になった。「カタログギフトなんかも、湯水のようにアイデアが浮かぶものだから、喜ばれたよ」と振り返る。しかし、コロナ禍では業界全体で仕事が激減。倉庫も贈答品の返品の山だった。そんな折、最愛の妻を病気で亡くす。「二人三脚でやってきた会社。わざわざ事務員を雇ってまで続けていられない」と会社を閉めた。今、支援活動をしていて妻の言葉を思い出す。「本当に人助けが好きなんだから」――

 ○…鶴見区の獅子ヶ谷市民の森で里山保全などの活動を行う「殿山の森を守り隊」の代表を務めて10年以上。竹の子掘りや栗ひろいなどを企画し、子どもたちと自然をつなぐ。先日は師岡小の4年生に竹工作などの出前授業を行った。「好評で、『次は5年生にも』って追加のオファーをもらったよ」と笑う。

港北区版の人物風土記最新6

水谷 雄次さん

「ビルマに直接支援する会」発起人で23日に港北公会堂での講演会を主催する

水谷 雄次さん

師岡町在住 70歳

9月19日

服部 小雪さん

先月発刊した文庫本「はっとりさんちの野性な毎日」を執筆した

服部 小雪さん

大曽根台在住 54歳

9月12日

櫻井 友子さん

9月1日、横浜市北倫理法人会の新会長に就任した

櫻井 友子さん

青葉区在住 65歳

9月5日

肥田野(ひだの) ゆかりさん

設立50周年を迎えた「港北文庫のつどい」の代表を務める

肥田野(ひだの) ゆかりさん

都内在住 73歳

8月29日

板垣 徹宏さん

神奈川県司法書士会横浜北支部の支部長を務める

板垣 徹宏さん

緑区在住 48歳

8月22日

佐藤 康昭さん

綱島地区青少年指導員協議会会長で、初回から「お化け大会」をサポートしている

佐藤 康昭さん

綱島台在住 59歳

8月15日

安心安全の出産目指し51年 新横浜母と子の病院

産科・婦人科・内科・小児科・麻酔科 新横浜駅から無料シャトルバス有 045-472-2911

https://www.hahatoko.jp

<PR>

あっとほーむデスク

  • 7月4日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

港北区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook