第79回関東合唱コンクールが9月22日に神奈川県民ホールで行われ、中学校部門同声合唱の部に県代表として出場した市立大綱中学校合唱部が金賞、および関東支部長賞を受賞。10月27日に埼玉県で行われる全国大会への2年連続の出場を決めた。
総勢77人の大所帯。大舞台で披露したのは県大会でも歌った『まいごのひかり』と『その木々は緑』の2曲。大会前に部長の関谷杏凜さん(3年)が、「『まいごのひかり』は、暖かい雰囲気や、主人公の『風』の表現を盛り込んだ。大人数で会場を包み込んで、震わせたい」、副部長の松原結花さん(3年)が、「『その木々は緑』は、独特の流れるリズムが特徴。フレーズが途切れないよう、のびやかに育つ木々に思春期の瑞々しさを重ねて歌いたい」──と宣言していた通りの力を発揮し、勝ち取った栄冠。副部長の久保菜月さん(3年)は「これまでやってきたことを、レベルアップさせて会場に届け、みんなで全国に行く」と高らかに宣言していた。
顧問の西川翔教諭は、「昨年初めて出場した全国大会。2、3年生は大舞台を経験しているし、1年生も、全国に行く合唱部だとして入部してきた。もちろん簡単ではないことで、みんなが一生懸命ついてきてくれた結果。全国でも、良い歌を、良い演奏で届けるだけ。それが良い結果につながれば」と述べた。全国大会の会場(埼玉県・ソニックシティ)は9月7日に出場したNHKコンクールと同会場。「Nコンでは人数制限があったが今回は全員が出られます。77人で歌う迫力をみせつけます」
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