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東部病院で2つの無料講座 健康について考える機会に
婦人病でキズを残さない治療14日 同院の新たな術式とは
済生会横浜市東部病院=鶴見区下末吉=で10月14日(月・祝)、公開講座「婦人科エキスパートが伝えるキズのない治療」が開かれる。
講師は、「患者に負担の少ない医療」を信条とする同院婦人科部長の吉田卓功医師。
同院婦人科では、子宮筋腫や卵巣のう種など手術が必要な場合に腹部にキズを残さない腹腔鏡下手術を行っている。「お腹に傷が残ることを心配する患者様は多いと思います。この術式なら傷が残らず早期の社会復帰も可能です。また、悪性の診断がついた方にも、大開腹手術でなく、この術式の小さな穴でキズを最小限にしております。講演では、その他にも『子宮がん検診とは?』『子宮頸がんのリスクを減らすためには』といった検診の必要性やHPVワクチンについてもお話しします」と吉田医師。
午前10時から11時。会場は同院3階多目的ホール。申込み不要。問合せは左記まで。
40歳を過ぎたら骨密度検査を16日に講座 簡易骨密度検査も
そして、10月16日(水)には骨粗しょう症について基礎から学べる公開講座が開かれる。
骨粗しょう症は、骨のカルシウム量などが減少し、骨密度が低くなって骨折しやすくなる病気。高齢者だけでなく、40代など若くてもなる可能性のある病気だ。
だからこそ、同院・骨代謝センターの山内俊之医師は「40歳を過ぎたら骨密度検査を」と呼び掛ける。同センターは骨粗しょう症の治療や疾患啓発のため一昨年に設立。多職種が協働し、市民公開講座をはじめ地域住民に有益な、学びのある取組みを実施している。
山内医師は「骨粗しょう症は気づかないうちに進行します。骨量が変化し始めるこのタイミングで一度数値を正確に測り対策を始めましょう。もちろん40代以降の方も対策が大切です」と語る。
講座では管理栄養士や理学療法士も参加し、骨粗しょう症で注意すべき点や骨を強く保つ食事、骨密度を上昇させる運動法などを分かりやすく解説する。また、事前申込みで簡易骨密度検査も実施(先着30人)。問合せは左記までお気軽に。
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