今年、創建1300年を迎えた師岡熊野神社(石川正人宮司)で10月15日、創建壱千三百年奉祝大祭が行われた。
724年(神亀元年)の創始以来、関東一円の熊野信仰の根拠地として、また、地域の拠り所として崇敬を受けてきた師岡熊野神社。創建1300年にあたる今年は、氏子によって造営された宮神輿の奉納や例大祭など、節目を祝うさまざまな行事が行われてきた。
多くの関係者を前に行われた奉祝大祭では、石川宮司により、祭神に境内整備や大改修等の取組み、1300年に関わる行事等を報告する祝詞が奏上された。
神事に続いて、宮神輿を製作した有限会社中台製作所(千葉県市川市)代表取締役の中䑓洋さんへ、感謝状の贈呈も行われた。
奉祝大祭後には、新横浜プリンスホテルで記念祝賀会が行われ、参加者を前に石川宮司は「たくさんの方々のお力を得て、これまで多くの事業をやらせていただいた」と感謝の意を表した。
なお、師岡熊野神社では、社殿への昇降機が設置されたほか、新たに神輿蔵が完成した。
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