篠原小学校6年の永瀬蒼馬さんがこのほど、横浜DeNAベイスターズジュニアのメンバーに選ばれた。12月26日から始まる「NPB12球団ジュニアトーナメント」で、「120%の力を出し切る」と力を入れる。
足の速さに自信
7月下旬から8月にかけて、3回にわたるセレクションを行って決められた同チームのメンバー。県内外の約930人が挑戦し、16人が選出された。永瀬さんは、「周りには見たことのないくらい上手い人がいて緊張した」と振り返り、評価されたのは「足の速さだと思う」と話す。30mを3・7秒台で走り、「ベイスターズジュニア史上最速と言われた」と笑みを浮かべる。サードゴロになるような場面でも、内野安打で出塁することがあるという。
父親は野球経験者で母親はベイスターズファン、3歳上の兄も野球をしている「野球一家」。3歳から球場観戦を始め、幼稚園の頃に兄がいた「篠原イーグルス」に所属した。チームでの練習のほか、兄とのキャッチボールや、相手チームの投手を想像しながらの素振り約100回など、自主練も行い技術を磨いてきた。
プロ目指す
目標とする選手は、「全力プレー」のオースティン選手や、「フルスイングでホームランにする」柳田悠岐選手。将来は、小学生の目標になるようなプロ野球選手になることを目指している。
篠原イーグルスでは、遊撃手を務めることが多く捕手、時々投手も兼任するが、ジュニアでは中堅手での練習をメインに行い足を生かす。
現在の課題は、バッティングに自信をつけること。速い球にタイミングを合わせられるように打撃練習にも力を入れる。昨年は同チームが優勝し、「2連覇がかかっている。全力で頑張る」と意気込む。
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