篠原中学校(浜崎利司校長)で11月18日、明治安田生命保険相互会社の出前授業が行われた=写真。対象は3年生約210人。キャリア学習の一環で自身の将来を考える機会にすることが狙い。
「契約」「お金の使い方」「計画的な金銭管理」「消費者トラブル」「リスクと保険」「持続可能な暮らし」の6つのテーマから生徒自身が興味のあるジャンルを選択。生涯年収などのクイズ、キャッシュレス決済の利点・欠点についてグループで話し合うなど、それぞれのテーマに合わせて進行された。
山崎優月さんは「これまでの授業とつながっていてわかりやすかった」、藤村光騎さんは「だまされないように注意する」とした。中1から株や保険に興味を持ち始めたという石田光さんは、「より一層理解が深まった」と口にした。
同社菊名営業所営業所長の前山和輝さんは、「描いた夢の通りに行かないこともあるけど、それを認識して修正することが大切」と若者にエールを送った。授業実施のため奔走した田後敏行教諭は「専門家から直接話を聞けて、生徒が将来を考えるきっかけになった」と笑みを浮かべた。
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