半年間の連続無火災を達成したとして篠原地区連合自治会(川島武俊会長)が11月20日、竹下幸紀港北区長から表彰を受けた。
連続無火災表彰は、日頃から積極的に出火防止に取組み、防災に対する近隣の協力体制を確立している団体に対して行われるもの。世帯数ごとに達成期間の基準が設定されており、篠原連合町内会は1万世帯以上の区分にあたる。
同連合自治会は10の自治会で構成され、加入世帯数は約14000世帯。2024年4月26日から10月23日にかけて、半年(180日)間の連続無火災を達成している。
竹下区長から感謝状を受けとった川島会長は、「特別なことをしている訳ではないが、日頃より地域住民や消防団の人たちが意識を高く保ってきた結果。引き続き地域一丸でやっていきたい」と話した。
前年比は減少
今年1月1日から11月19日までの市内の火災件数は576件(前年647件)、港北区内は63件(同66件)と減少傾向にある。しかし、火災による死者は市内が20人(前年13人)と増加し、区内3人(同3人)と横ばいだ。区内の主な出火原因はたばこの不始末。港北消防署総務・予防課の岩崎暢樹係長は「体を動かしづらく、逃げ遅れてしまいがちな高齢者の方が死亡につながりやすい。周りのサポート等、日々の備えを強化してほしい。またこれからは、暖房機器などの稼働が増える季節。火の元には十分注意を」と呼びかける。
同署では、商業施設での消防イベントや、駅前等でのチラシ配りなどによる啓発、注意喚起を強化している。
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