新羽中学校2年生約90人は美術科の授業でピクトグラム(案内記号)を制作し、11月27日に北新横浜駅で掲示した。
生徒らの資質・能力のより一層の育成だけでなく、学校での学びが実生活でどのように活用されるか実感することを目的とした授業。北新横浜駅の鳥海武駅長による講話や、同駅での生徒らによる実地調査など、横浜市交通局と連携して進められた。
「北新横浜駅のお客様を快適にするピクトグラム」をテーマとして、A4サイズの紙に一人一枚制作。講話で知った駅での困りごとや、自分たちの駅利用時の気付きなどを元にデザインを考えて形にした。鉄道好きの小山芳裕さんの作品は、通過列車による風に注意を呼び掛けるピクトグラム。「鉄道に関することを描こうと思った。(北新横浜駅のホームは)トンネル内にあり風が強いから、その場面を表現した」と話した。
美術科の志村冬佳教諭は「生徒それぞれが駅利用者の快適さを追求し、少しの不便を視覚的に解決できるような作品を生み出した。生徒にはより快適で温かい社会を創造してほしい」、鳥海駅長は「多くの人が見て、啓蒙にもつながるのでは」と期待を抱いた。作品は約1カ月掲示される。
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