箕輪小学校で12月13日、4年生を対象にバレエの出前授業が開かれた。同校では、コロナ禍で芸術に触れる機会が減り、保護者から芸術の授業実施の要望の声があったという。2022年度に開校した近隣のバレエスタジオ「プティパフォーミングアーツ」(伊坂文月代表)が、同年度から講師を務め、児童らが芸術に触れる機会を提供している。
授業では、バレエの歴史や鑑賞、基本動作の体験などが行われた。講師の話や踊りに集中する児童が見られたほか、クイズ形式で展開される場面では、勢いよく挙手する姿もあった。同スタジオでは、他ジャンルのダンスも教えており、ヒップホップの体験も実施された。フィギュアスケートを習っている児童は、「バレエとフィギュアには似ているところがあって、ジャンプや回転など自分でもやってみたいと思った」と感想を口にした。
伊坂さんは「バレエ・ダンスを通じて心が豊かになってほしい」と児童らに言葉を送り、「次世代にこの世界を伝えていきたい」とした。
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