昨年12月に第20回YBC横浜バレエコンクールが開催され、日吉在住の右佐林(うさばやし)あみさん(19)がコンクールシニア部門で第2位に選ばれた。舞台では、「自由さ」を意識した演技を披露した。4月には、上位入賞者に出場権が与えられる全国規模の大会が控えている。
箕輪町にあるPETIT-PERFORMING-ARTS(プティパフォーミングアーツ・伊坂文月代表)に通っている右佐林さん。同コンクールでは、バレエ作品である『海賊』の中の踊りを演じた。同スタジオに通い始める前の中学生時代に、伊坂代表が『海賊』を踊る姿を見て感銘を受け、「いつか自分も踊ってみたい」と思っており、同コンクールでの披露に至った。
コンクールに向けた練習を始めたのは、昨年10月初め。普段のレッスンに加えて、コンクールのためのクラスも受講した。さらに、イベントの時期にも重なり、「両立させることが大変だった」と振り返った。右佐林さんによると、『海賊』は「自由な踊り」だという。作品の特徴を表現するため、縮こまったような踊りではなく、自身が大きく見えるように指先まで気を巡らせた。
コンクールの結果は、舞台が終了してから1時間ほど後にインターネット上で発表。”第2位右佐林あみ”の知らせに、「元々賞を獲りたいと思って練習してきたから、より一層嬉しかった」と笑みを浮かべた。
4月に全国へ
同コンクールで上位に入賞した出場者には、4月20日(日)に開催されるブランプリ大会「YBCバレエコンクールGrand Prix2025」への出場権が授与された。右佐林さんもグランプリ大会への切符を手にし、さらに磨きをかけた踊りを披露する予定だ。4月の開催に向け、「今回の受賞が自信につながっている。この自信を持ったまま、良い結果が出せるように練習を頑張る」と意気込みを語った。
また、同スタジオに通う飯泉朋子さんと和田亜弓さんも横浜バレエコンクールで入賞している。二人とも大人部門に参加し、飯泉さんは審査員特別優秀賞、和田さんは特別優秀賞を受賞した。
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