(PR)
東部病院で2つの無料講座 腎臓病や肺がん治療について学ぶ
新たな国民病とも呼ばれる腎臓病の予防、治療法を学ぶ
済生会横浜市東部病院=鶴見区下末吉=で2月8日(土)、腎臓病やその原因、治療法などについて専門医らが分かりやすく解説する無料の市民公開講座が開かれる。
腎機能の低下やタンパク尿などの異常が続く慢性腎臓病は「新たな国民病」と呼ばれ、成人の8人に1人が罹ると言われている。
高血圧や糖尿病など生活習慣病が慢性腎臓病のリスクを高め、初期の自覚症状はほとんどない。しかし、悪化して慢性腎不全になると元の状態に回復することはなく、人工透析や腎移植が必要になる。だからこそ、早期発見・治療が重要だ。
講座では、同院腎臓内科の宮城盛淳医師や看護師、薬剤師、管理栄養士が講演。多職種で患者を支える仕組みや、腎臓病の基礎知識や治療法、薬、食事療法などをそれぞれの立場から分かりやすく解説する。
午前10時から正午まで。参加無料。予約不要で、直接会場(3階多目的ホール)へ。
肺がんの治療に関して呼吸器外科の専門医が解説
そして、同じく2月8日の午後には、呼吸器外科の専門医が肺がんの診療や最新の手術法について解説する無料講座が開かれる。
全てのがんの中で、死因が男性で1位、女性で2位となっている「肺がん」。喫煙との関連が高く、喫煙者は男性で4・4倍、女性で2・8倍と、発症リスクが高くなる。また、発症は40歳以上から増加。高齢になるほど可能性が高くなり、男性は女性の約2倍という結果もある。
当日は、同院呼吸器外科の井上芳正医師が肺がんの治療について、患者に負担が少なく、早期回復が見込める「ダビンチ」という最新の手術支援ロボットによる手術や単孔式胸腔鏡手術など最新の術式を分かりやすく紹介する。
午後2時から3時まで。参加無料。予約不要で直接会場(3階多目的ホール)へ。
両講座に関する問い合わせは、同院地域医療連携室【電話】045・576・3546へ。
|
|
|
|
|
|