大綱中学校合唱部は、1月26日(日)に行われるTBSこども音楽コンクール文部科学大臣賞選考会(全国大会)の音源審査に、東日本代表として全国1位をかけて臨む。
同部は昨年12月28日に同コンクール東日本優秀演奏発表会の中学校・合唱部門で最優秀賞を受賞し、全国大会へ駒を進めた。
同部が今年度取り組んだ『その木々は緑』という曲は、美しい風景が思い浮かぶようなハーモニーや流れるような旋律が印象的な曲。「ピアノとバイオリンが織りなす伴奏」で合唱し、顧問の西川翔教諭は「生徒たちにとってとても貴重な経験となった」と振り返る。そして「今回は重唱部門でも東日本大会に初出場させていただき、優良賞をいただいた。神奈川県からは1組のみの代表でしたので、こちらもよく頑張ってくれた。合唱部門もあわせて、3年生は最後まで本当によく頑張り、1、2年生もよく成長してくれたと思います」と目を細めた。
文部科学大臣賞選考会は、東日本大会での演奏を収録した音源で審査される。西川教諭は「結果を待つのみですが、私たちの合唱から、聴いていただける方に曲の世界感が伝わり、素敵な結果にもつながるといいなと願っています」と期待を込めて語った。
前部長の関谷杏凜さん(3年)は「3年間のコンクール最後のステージだったので、部活の目標だった東日本大会最優秀賞をとることができて、とても嬉しいです。ここまでついてきてくれた後輩、応援してくれた保護者の方たちには感謝しかないです。また、部活のモットーである『合唱懸命』を後輩たちに託して、これからはたくさん応援していきたい」と笑顔で話した。新部長の大金まどかさん(2年)は「3年生を含めたこのメンバーでの最後の大会で、最高の結果を残すことができ、とても幸せ。部員数が多く大変なこともありますが、新部長として、自分らしく、明るく楽しく合唱部をまとめていきたいです。応援してくださる皆様や先輩方、先生方の期待にお応えできるよう、『合唱懸命』に頑張ります」と力を込めて述べた。
同部は今年度、同コンクールのほか、全日本合唱コンクール全国大会金賞、NHK全国学校音楽コンクール関東甲信越ブロック銅賞など、数々の大会で好成績を残している。「やはり子どもたちが努力し積み重ねてきた合唱への思いを評価していただけたということがなによりも嬉しい」と西川教諭。1月5日に行われた港北区新年賀詞交換会では、そうした成績やふれあいまつりや大倉山観梅会での演奏などの地域貢献から港北区民表彰を受賞している。
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