港北消防署(長谷部宏光署長)は3月18日、心肺停止状態になった男性に対し、迅速な対応でAED(自動体外式除細動器)を使用した救命処置を行ったとして、神奈川県警察本部刑事部の高見澤隼人さん(35)、東急電鉄株式会社の中野竜馬さん(42)・岩崎裕也さん(37)に感謝状を贈呈した。
昨年10月11日、東急東横線日吉駅に到着する直前の電車内で30代男性が倒れ、心肺停止状態になった。同じ車両に居合わせた高見澤さんはもう1人の乗客と協力し、日吉駅でホームにおろし心肺蘇生法の実施とAEDを用いた電気ショックを行い、到着した救急隊に引き継いだ。中野さんと岩崎さんは、119番通報等を行った。
長谷部署長は「救急隊の到着までに救命処置をすることで1カ月後の生存率は2倍、社会復帰率は3倍になる。勇気ある行動に感謝したい」とした。
なお、救命処置を受けた男性は救急車収容中に心拍を再開し、現在は社会復帰している。
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