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港北区版 公開:2011年9月22日 エリアトップへ

「新横浜パフォーマンス2011」実行委員長 佐々木 伸一さん 大豆戸町在住 43歳

公開:2011年9月22日

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人のつながりが”熱”を生む

 ○…「日本全国に元気を送りたい。来場者、スタッフみんなが”明日から、またがんばろう!”と思ってもらえる祭りにしたいですね」。港北区の秋の風物詩として、新横浜町内会が主催する「新横浜パフォーマンス」。”企業の文化祭”というコンセプトでスタートした同イベントは「東日本大震災」を受け、今回東北の復興応援企画としてあす、開幕する。

 ○…普段は「横浜F・マリノス」の社員として、ホームタウンである港北区を中心に、小学校でのサッカー教室などスポーツを通じた地域活性化事業に取り組んでいる。「サッカー教室でボールを蹴る機会があるんですが、私は競技の経験がないから、子どもたちから、よく『へたくそ』と言われるんですよ。その時に伝えるのが情熱の大切さ。下手でも、この思いがあれば、仕事はできますからね」と笑う。その思いは、人とのつながりから学んだ。「これまで人が人を呼んでくれて、私は支えられてきました。その恩返しとして、役にたちたいという思いが強いんです」

 ○…被災地である岩手県山田町出身。3・11から2週間後に帰った故郷は、実家が流されるなど一変していたという。「家族が無事だったのがなによりでした。ただ、励ます以外に何もできない自分の無力さに愕然としました」と振り返る。所属する町内会の有志や横浜北ロータリークラブなどの仲間からは、義援金を贈ってもらった。「とても感謝しています。一人では何もできないですが、集まれば力を発揮できる」

 ○…震災により、開催するか否かで、実行委員のメンバーたちと討議を重ねてきた。最後は「祝い事をやるんではない、街の町内会がこんな大きなイベントをやっているんだよというエネルギーを送りたい」との思いが勝った-。信頼するメンバーの心をひとつにまとめ「復興応援!」を胸に、熱き思いを来場者へ広げていく。
 

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