10月25日、慶応大学日吉キャンパス来往舎イベントテラスで「ウケる!社会学講座」が行われ、お笑い芸人が出演し、それぞれのネタを社会学の授業として披露した。
今回のお笑いライブは同大学教養研究センター日吉行事企画委員会(HAPP)が主催。新入生歓迎行事や公募企画行事など、学生や教職員の自発的な企画を主催・運営している団体だ。キャンパス内外の人とふれあうことにより実践的に社会を学べる企画を、毎年学生から公募している。過去に学生企画として、演劇やワークショップなどを行ってきた。
今回の企画者は、同大学の学生であり、プロの芸人でもある、たかまつななさん。「お笑い」と「社会学」を融合することで、「お客様に社会のあらゆる現象を笑いながら考えていただきたい」という趣旨で企画し、実現につながった。
社会テーマをネタに
当日出演したのは、たかまつさんを始め、大輪教授さん、三拍子さん、阿蘇山大噴火さん、ゴー☆ジャスさん、ねづっちさんの6組。「法律」や「時事」、「裁判」などの社会学テーマを各組が担当し、それに沿ったネタを披露。たかまつさんは昔話に潜む法律違反を見つける紙芝居形式の漫談で、笑いを誘いながら法律問題を示した。それぞれの「学べるネタ」やトークに会場は大いに盛り上がり、「笑って、ためになる」という珍しいライブとなった。
ライブを終えて、たかまつさんは「慶大に新しい風をもたらし、HAPPの認知に貢献できたのではないかと感じます。開催して良かったです」と話した。
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