港北区が進めている2016年度から20年度までの第3期地域福祉保健計画「ひっとプラン港北」の素案が昨年末、まとまった。それを受け区は、1月31日(日)まで区民から素案への意見を募集している。
06年から初めて策定が始まり、5年毎に見直しを行っている同プラン。地域住民や行政、関係団代が連携しながら身近な生活課題を解決し、支え合う仕組み作りを目指して策定される。昨年4月から「ひっとプラン港北」策定・推進委員会が中心となり、案を練り上げてきていた。
転入出者や単身世帯が市内最大であること、老年人口比率は市平均より低くなっているが、その割合は年々上昇している。こうした区の傾向を背景とし、計画は策定されている。
3本の柱
計画は3つの柱から成っている。
自治会町内会やボランティア活動などへの理解や加入促進を促し、活発で持続可能な地域づくりを進める「ひろがる」、年齢や障害の有無に関係なく、気軽に交流が持てる場づくりなどや健康寿命を延ばす取組みを行う「つながる」、核家族化や地域の人間関係の希薄化が進行しているなか、病気や障害などで苦しむ人に的確な支援が行きわたるようにする「とどく」――がそれだ。
新たな計画は、区役所と港北区社会福祉協議会が共同事務局となり、的確に推進されるよう支援していくことになる。
13地区別でも策定
さらに「区全体計画」と同時進行で、区内13地区連合町内会でも「地区計画」を策定する。各地域の特性を踏まえ、町内会関係者、民生・児童委員、子ども会の代表、老人クラブなどで構成される「地区計画策定委員会」が昨年から着手してきたもので、こちらも地域住民に意見募集をした後、確定される。
「区全体計画」「地区計画」とも3月中に確定し、4月に計画がスタートする。
素案の詳細は、区役所、区社協ホームページなどで閲覧することができる。
意見の送付先は、〒222-0032港北区大豆戸町26の1 港北区役所福祉保健課事業企画担当、【FAX】045・540・2368、【メール】ko-fukuhoplan@city.yokohama.jp
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