6月に行われた第66回NHK杯全国高校放送コンテストの神奈川県大会で、港北高校放送部(生田久志顧問)の2年生3人が県の推薦枠を獲得。7月22日からNHKホールで開催される全国大会に出場する。
同コンテストでは、高校生が日頃の校内放送活動の成果を6部門で競う。
全国大会に出場するのは、県大会「アナウンス部門」1位の岩崎由季乃(ゆきの)さんと同部門2位の池田倫奈(りんな)さん、「朗読部門」6位の藤代郁乃(あやの)さん。それぞれ85人、152人から選ばれた。
「仲間であり、ライバル」
「アナウンス部門」は校内放送で使用できる自作の内容を1分30秒以内で読み上げる。内容を高く評価された岩崎さんは、ヘアドネーション(髪の毛の寄付)をした友達を題材に選んだ。「まさか全国に行けるとは。声を作り直して臨みたい」と意気込んだ。読みを高く評価された池田さん。元自衛官の指導者から学んだことを題材にした。姉に憧れて放送部に入部。「このチャンスを大切にしたい」と語った。「朗読部門」は指定作品の中から1編を選び2分以内で朗読する。「羊と鋼の森」を選び、楽しそうに読む姿を評価された藤代さん。「準決勝には残りたい」と力を込めた。
朝と放課後は発声を中心に練習。アドバイスし合いながら切磋琢磨している。惜しくも出場を逃した平原さんは「一緒に練習をしてきた。頑張ってほしい」と仲間にエールを送った。
5年連続で生徒を全国大会に送る生田教諭。「努力は報われると知ってほしかった」と、3人を激励した。「笑顔でアナウンス」が部訓。NHKホールで輝く笑顔に期待だ。
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