環境問題や環境保全について、家庭で話し合ったことや自分の考えを絵と文章で自由に表現する「環境絵日記」の優秀特別賞25作品が決定し、区内2校から2人が受賞した。環境絵日記大賞は大綱小学校3年の高砂凜子さん、(株)ニックス賞は駒林小学校2年の熊田たまき璧宮さん。横浜市資源リサイクル事業協同組合が毎年、夏休みに市内の小学生を対象に作品を募集しており、今年で20回目。今年度は1万5314人から応募があった。
環境絵日記大賞
環境絵日記大賞を受賞し、「信じられない」と口にするのは、市立大綱小学校3年の高砂凜子さん=左写真。「緑がいっぱいな横はま」のタイトルで、宇宙人も行ってみたくなる、緑豊かなみなとみらい地区を描いた。
夏休みに遊びに行った山梨県の祖父の家で作品を制作した高砂さん。「ビルが多い横浜は楽しいこともたくさんあるけど、疲れちゃうこともある。山梨には自然とちょうどいい組み合わせで街がある」と感じた祖父の家から着想を得た。
「作品テーマについて一緒に話し合った」(母親の結さん)。高砂さんは「その時間も楽しかった」と振り返った。
(株)ニックス賞
市立駒林小学校2年の熊田璧宮さん=左写真=は(株)ニックス賞を受賞。ニュースでビニールゴミが環境に与える影響を知り、「プカ璧(未来の容器)」を考えた。
「プカ璧」は、買い物時に購入した商品を入れるための容器。ぷかぷか浮き、永遠に繰り返し使うことができる。絵は母親と買い物に行った設定で、店を訪れた人たちが「プカ璧」を使う様子を描いた。
「入賞すると思ってなかったので、うれしい」と率直な気持ちを口にした熊田さん。母親の真紀子さんは「パソコンで環境問題の動画を見せたが、ヒントになったかな」と話していた。
港北区版のローカルニュース最新6件
貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立11月23日 |
|
|
|
|
|