大綱中学校合唱部は、9月に開催された神奈川県リモート合唱コンクール2020の小学校・中学校・高等学校・一般の部合同審査で、公立中学校では第一位の結果となる「優秀賞」を受賞した。同コンクールは、コロナ禍で中止となっていた県合唱コンクールの代替大会として実施されたもの。参加団体が動画サイトユーチューブ上に5分程度の演奏動画を限定公開し、その動画を審査員が採点した。
同部は昨夏の神奈川県合唱コンクールで銀賞を初受賞し、今秋には、かながわヴォーカルアンサンブルコンテストのジュニア/小中学校部門で初めて金賞(県2位)を獲得。「今年は、関東大会も視野に入れていた」と話すのは顧問の西川翔教諭。ところが、コロナ禍でコンクールは代替大会に。「皆の希望を聞き、代替大会でも参加するならしっかり映像を作りこもうと撮影用にホールを借り、撮影もプロに頼んだ。今回参加校の少なさなどラッキーな部分もあるが、強豪校と同じ成績を残せたので、今後につながれば」と喜びを口にする。撮影時まで部長を務めた3年の山口万衣奈さんは「いつもの大会で成績を残したかった」と率直な言葉の一方、「コンクールに出られたのはよかった。皆で(休校明けに)最初に練習した時、とても楽しかった」と語った。同じく副部長の藤平真里奈さんは「3年生は最初で最後の大会だったので、受賞できてよかった。結果発表もライブ配信で、皆で拍手喝さいだった」と当日の様子を語った。2人は「来年は卒業生として、後輩らのコンクールを見に行ければ」と明るく声を揃えた。
受賞した動画は、WEB上の2020ふるさと港北ふれあいまつりon-line特設ページで11月23日まで公開中だ。
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