港北区の地域住民同士 が中古品を売り買いできるフリーマーケットアプリ「キャロット」の運用が始まっている。現在、利用者が500人ほどとなり、本格的に住民同士の売買の利用ができるようになった。
アプリは今年の2月にリリース。ユーザーは区内住民であることから、商品の取引はチャット機能で相手と相談し、直接会って受け渡すのが特徴だ。登録の際は居住地が港北区であることをGPS機能で証明する「マイタウン認証」が必要。さらに30日ごとに居住地の再認証を行うことで安全性を高めているという。
運営するのは韓国を拠点に5カ国で計2150万人のユーザーを持つグローバルアプリ企業「タングンマーケット」。フリーマーケットを通して人と人とのつながりを深めようとサービスを展開している同社が、「近所付き合い」という言葉が元々ある日本で新たな形で地域のつながりをつくれればと、日本国内では初めて港北区で開始した。
利用者は育児中の母親が多く、取引を通じ「ママ友ができた」という声もあるという。港北区で限定オープンしたことについて、担当の関根美紀さんは「港北区は地域の人同士のつながりがあると同時に、転入者が多く取引の需要も見込まれる。転入してきた人もアプリを通じて地域の人と出会ってもらえれば」と話している。
アプリのダウンロード、詳細は【URL】https://karrot.customlinks.appsflyer.com/dFbu/cb52a951を参照。
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