横浜産ホップを使った地ビールづくりに協力し、港北区高田でビールの原料となるホップを生産している古川原農園(古川原琢園主)では、4日、昨年より1カ月遅れのホップの収穫を行った。
収穫量は前年と同程度だったが、今年は春の天候不順で、「つる上げ」というホップの成長に重要な作業が遅くなってしまったため成育が遅れ、これまで8月初旬に行っていた収穫が1カ月ずれ込んだのだという。「雨も多かったので流されてしまった肥料もあった。1週間前に追肥をしたので、大分(ホップの)香りも回復したと思う」と古川原さん。
2017年からこの生ホップを使用した地ビールを醸造している(株)横浜ビールの田尻和彦さんは、「今年のビールは、前年より苦味は押さえて、生のホップの香りの華やかさをより味わえる『ペールエール』に仕上げる予定」と話す。また、商品名もこれまでの「ヨコハマIPA」ではなく「人、背景、土地が伝わるように」との意味を込め、「横浜港北フレッシュホップエール」の名称に変更する。出荷は10月21日で、1000〜1500本限定で小売店などに並ぶ予定だ。
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