英理女子学院高等学校(菊名)の華道部に所属する高野芽愛(めぐみ)さん(3年)が2月7日、華道家元池坊(本部/京都市中京区)が主催する第24回「学校華道インターネット花展」で、全5835作品の中から高等学校の部で入選を果たした。作品テーマは「秋の夜長」。なお今年の同花展の入賞・入選は32人・3団体。
華道部初の入選
「気品を感じる紫色のカーネーションを使うことで夜の静けさを、赤く染まった木苺の葉を使って木々が紅葉した様子を、黒い花器は夜を表現したかった」。作品への思いを語り、高野さんは微笑む。
同校1年時に初心者として入部した高野さん。部活動は週1回で、華道講師の講義なども参考にしながら、毎回作品を作ってきた。部活動が高校生活で一番思い出深い、と振り返る。昨年も同展で賞にノミネートされたが、入選には至らなかった。顧問の森田春美教諭も「毎年部として応募し、ノミネート作品はあるが入選は初めて」。
今作品に新たな挑戦も
今回の応募作品は「花材選びからこだわり、1週間くらい時間をかけた」という。いつもと違い、二つの剣山を使って空間の広がりが生まれるよう斜め方向に生けたのも新たな挑戦で、3年間の思いを込めた。今も入選に驚いているといい、今後は同じくらい好きな「料理づくり」を極め、栄養士の道に進むことが目標だ。
高野さんは「料理も花も人に喜んで貰えるのがやりがい。華道もできれば続けていきたい」と目を輝かせた。
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