綱島東で書道教室を営む加藤惠一郎さん=写真=が「令和三年度第二回毛筆書写技能検定試験」1級に合格し、優秀な成績を収めたとしてこのほど文部科学大臣賞を受賞した。
検定は年3回実施され、各回1級〜準2級の成績優秀者各級1人に文部科学大臣賞が授与される。試験は実技と理論からなり、様々な書体や賞状などその場で示された文字を書くほか、書道史や旧字体の知識など幅広い対応が求められる。
普段は加藤耿仙書道教室で子どもからお年寄りまで指導にあたる加藤さん。書道講師歴は30年になるが、生徒により安心して習ってもらおうと、初めて同検定を受験。受賞の知らせに「びっくりした」と語りつつも、「字は『書く』からパソコンで『打つ』時代になっているが、字がきれいなことは良いことなので、これからも広めていきたい」と語った。
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