高木学園附属幼稚園(高木彩子園長)は6月28日、着衣泳体験を行った。参加したのは年長33人。夏休みを前に、横浜北YMCAの協力のもと水の危険性と、落水時の命の守り方を学んだ。
園児たちは水場での注意点について話を聞いた後、実際に服を着たままプールに入った。歩く、潜るといった着衣泳の基礎のほか、ペットボトルを抱えて浮かぶ練習も。園児たちは楽しみながら、着衣による水の抵抗を感じていた。「ランドセルを抱えるんだよ」などと話す園児もおり、「知識が広まっているのを感じてうれしい」と指導を担当した同施設職員の高橋郁愛さん。「海や川に行くときは今日のこと思い出して」と園児たちに呼びかけた。
体験を見守っていた同園教諭の太田萌華さんは、「冊子を読むだけでなく、実際に体験する機会をいただけて良かった。子どもだけでなく大人にも、水の危険性や対処法を知ってもらいたい」と思いを語った。
同様の着衣泳体験は神奈川県全域のYMCAで行っているとのこと。横浜YMCA健康教育事業部長の森山真治さんは、「水の危険性を理解して、楽しい夏を過ごしてほしい」と話していた。
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