市立大綱中学校合唱部は、9月17日(日)に茨城県の水戸市民会館で行われる第78回関東合唱コンクールに神奈川県代表として出場する。8月に実施された第66回神奈川県合唱連盟コンクールで金賞に輝き、関東大会への出場が決まった。
今年度のスローガンを「合唱懸命」と定め、日々の活動に取り組んでいる同部。今年は31人の新入生が入部し、部員は昨年に比べ、49人に激増。部長の山田実佳さん(3年)は「まとまらずに不安なこともありましたが、練習を重ねていくうちに『さらに成長した演奏を聴いてもらいたい』という思いが募り、まとまるようになりました。お客さんの心に深く響くように、楽しみながら歌えてよかったです」と県大会での成果を振り返った。
他の3年生の部員らは「今年は他の大会で悔しい思いをしたこともあり、今回のコンクールで、関東出場が決まりとても嬉しい」「県の代表として良い結果が残せるよう、残りの日数も頑張って練習に取り組みます」などと語っている。
顧問の西川翔教諭は「目標とする金賞、関東大会出場の評価を受けてほっとしている。新入生の人数よりもはるかに少ない先輩たちが、根気よく後輩を指導してくれた。そうした積み重ねが今回の成果に繋がったと思う」と話し、「関東では、支えていただいている保護者、地域の皆様や講師の先生方への感謝の気持ちと、これまでこの夢舞台を目指して、合唱部を成長させてきてくれた卒業生たちの思いも胸に、私たちの『合唱懸命』を披露できるよう頑張りたい」と意気込む。
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