今年創立70周年を迎えたことを記念して、(一社)横浜市薬剤師会(坂本悟会長・港北区)が制作を進めてきた記念誌がこのほど完成した。
コロナ禍で会合などが開けないなか、同会の組織やビジョン、活動について記録・共有し、同会の未来につなげるためにも必要だと考えられた記念誌発行。制作には「薬剤師、薬局の役割や、会の地域連携と公益活動を紹介する」「市と協働し地域の薬剤師活動をけん引、支援する」ことなどがコンセプトに掲げられた。坂本会長は「事務局を含め、編集委員の皆さんが中心となり良いものを作ってくれた。会の歴史の整理ができ、先人の努力や功績を会員に伝えることができる」と完成を喜んだ。そして「薬剤師会は一店舗、一企業ではできない地域貢献を行うための組織。今後も市や関係団体との連携を深め、市民の健康のために貢献していければ」と話した。
同会常務理事で、記念誌編集委員長を務めた高木健司さん(港北区)は「50年誌発行後、会員薬剤師が地域の人たちの健康に寄り添ってきた20年間の記録。坂本会長の記念誌に懸ける思いを聞き、良いものを作ろうと委員の皆さんと議論を重ね、素晴らしい記念誌ができた。今後の活動にも役立てたい」と話した。
記念誌はA4判96頁で、制作は(株)タウンニュース社。コロナ・災害対策や地域貢献活動、各委員会の活動報告、各区薬剤師会の紹介、歴代会長や役員、20年間の年表等が掲載されており、9月末に会員や関係各所に配られた。
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