新羽中
駅に案内記号掲示
「利用者がより快適に」
12月5日
ゴミ拾いで地元を盛り上げようと11月11日、「スポGOMIつなしま2023」が鶴見川河川敷で開催された。主催はおそうじ屋プリッチェ(株式会社プリーズコミュニティ)。地域住民ら134人、全33チームが参加し、地元綱島をきれいにしようと精を出した。
「スポGOMI」とは、企業や団体が取り組む従来型のごみ拾いに「スポーツ」の要素を加え、社会奉仕活動のゴミ拾いを「競技」へと変換させた、日本発祥の新しいスポーツ。参加者らは指定のエリア内で、制限時間内に拾ったゴミの量と質をもとにポイントを競い合った。大人から子どもまで、家族連れや友人同士など様々な人が参加し、道路わきや草陰、側溝の隅まで熱心にゴミを拾っていた。親子で参加した女性は、「子どもが川が好きでよく遊びに来る。ゴミが落ちているのも気になってたので、きれいにするいい機会」と話していた。同イベントには神奈川大学のボランティアサークルGYLも協力。同サークルメンバーで3年の伊藤海斗さんは「お金で語れない達成感がボランティアの良さ。(スポGOMIつなしまは)地域の活性化に繋がるいいイベントだと思う」と感想を述べた。
優勝したのは、19.75kgのゴミを拾い2375ポイントを記録した、幻想の木漏れ日チーム。地域でリラクゼーションサロンを経営している同チームの軍司桃子さんは、「今日は友人と参加した。街もきれいになるし、楽しかった」と、景品の綱島チケットを手に笑顔を見せた。景品は全チームに贈呈され、ローストビーフの割引券やパルクール体験、一日店長体験など、豪華景品に歓喜の声が上がっていた。拾ったゴミの総重量は167kgで、きれいになった街の様子に参加者らは清々しい表情を見せていた。
街が良くなるサイクルを
港北区初のスポGOMI開催だった昨年に引き続き、2回目の開催となった同イベント。株式会社プリーズコミュニティの後藤拓郎代表取締役は、「狙いは、地元をきれいにして恩返しするだけではない」と話す。昨年、今年とも、協賛は綱島地域の企業から集め、景品は協賛企業提供で全チームに優劣なく贈呈。その理由は、地元の企業が街をよくするために投資するきっかけをつくり、同時にその企業のことを地域住民に知ってもらうためだという。今年の協賛は全36企業。後藤代表は「ゴミ拾いをきっかけに、企業が街に投資し、地域住民が店やサービスを利用する。そういう街をよりよくするサイクルをつくりたい」と語り、今後の活動に意欲を見せた。
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