太尾小学校マーチングバンドは、12月10日に東京体育館で開催されたジャパンカップ日本選手権小学生マーチングバンドの部で優勝した。大会では『Fiddler on the Roof』を約6分半演奏。夏のジャパンカップは2位となり、冬でリベンジを果たした。
前日の9日には、県大会と関東大会を突破し、さいたまスーパーアリーナで行われたマーチングバンド全国大会に出場。同じ曲で挑み銀賞を受賞していた。
64人で構成される同チームは、全国1位を目標としてきた。毎週月・水・金曜日に2時間練習に励む。土曜日は午前中に3時間練習し午後には自主練で日々技術を磨いている。時には祝日も練習する。練習していると、地域の人が応援に来ることも。
1年ごとに演奏する曲が変わり、今年度の曲は5月頃から本格的に練習し始め、約7カ月間取り組んできた。チームメイトと切磋琢磨してきたが、時には意見がぶつかり合うことも。副部長の杉山潤さん(6年)は、「『このバンドに敵はいない』という指導者の言葉にハッと気づかされた」と話す。一人ひとりの思いを大事にしながら団結力を高めてきた。
部長を務める古山芽依さん(6年)は、「6分半のために7カ月頑張ってきた。小学校生活最後の大会で有終の美を飾ることができた」と達成感をにじませた。
最終学年である古山さんと杉山さんは口をそろえて、「仲間を信じて頑張ってほしい」と後輩らにエールを送った。
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