横浜市環境創造局が実施した「第21回はま菜ちゃん料理コンクール」の結果が12月に発表され、港北区内の小学校からは大豆戸小学校3年・後藤律希さん、下田小学校4年・上田美蒼さんの作品が入選した。応募総数は過去最多の2363点。その中から関係機関による書類審査を経て2人の作品を含む6作品が入選した。
横浜市内産農産物に対する理解と学校給食への関心を高めようと、横浜市では2003年度から、小学生を対象に市内産の野菜を使った新しい学校給食メニューを提案する同コンクールを実施している。
今回のテーマは、市内で広く生産されているキャベツ。
ネーミングも工夫
後藤さんの作品は「はまっ子キャベツナ」。「まさか選ばれるとは」という後藤さんは、「横浜産のコマ『ツナ』も入れて、料理の名前も面白く」と工夫した点を挙げた。普段からよくキャベツを食べるという後藤さん。キャベツを使った餃子やミネストローネが好きだという。
見た目も面白く
上田さんが考案したのは「くるくるぶた肉のキャベツまき」。1年生時から同コンクールに応募してきた上田さんは、「野菜が苦手な人でも食べたくなるように、くるくるまいて見た目も面白くした」と振り返り、「祖母がつくってくれたロールキャベツが好き」とコメントを寄せた。
環境創造局農政部農業振興課の田並静課長は、「(過去最多の応募は)皆さんが食や農に興味を持ち、レシピを考えてくれたおかげ。SDGsを意識したものやネーミングが特徴的なもの、横浜の特徴を生かしたものなど、工夫を凝らしたものばかり」と総評し、「これからも横浜の食材を使っていろんな料理にチャレンジしてもらいたい」と願いを込めた。
入賞作品のレシピは横浜市ホームページ上で公開されているほか、入賞作品のアレンジメニューが市庁舎2階の地産地消レストラン「TSUBAKI食堂」で、1月から2月頃まで提供される予定となっている。
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