小学生自身がメニューや仕入れを考え、調理し、販売する「第1回横浜こども屋台選手権」が6月2日(日)午前11時〜午後3時、高島中央公園(西区)で開催される。雨天決行。主催は(一社)横浜青年会議所。
来場者の投票によって横浜ナンバー1屋台を決める催し。当日は市内在住の小学生とサポート役の大人で構成する10チームが参加。各チーム工夫を凝らしたメニューを200食分用意し、1食500円で販売する。2食分で1票の投票権利が与えられ、最も票を集めたチームがグランプリに選ばれる。
地元企業が提供する鶏肉や豚肉、野菜、卵などの食材を1品以上使うことがルールで、材料費などは主催者が負担する。「食育だけでなく、子どもたちが働く喜びや地元企業を知る機会になれば」と主催者。
港北区からは篠原西小学校の仲良し6年生チームが出場。メンバーは五井優那さん、杉本愛那さん、杉本新那さん、高浦美結さん、松田紗奈さんの5人。学校で配られたチラシを見た松田さんが友人らに声をかけ、すぐに申し込んだという。
メニューは試行錯誤して昔ながらのナポリタンに決めた。衣装や看板も「昭和レトロ」で揃えるという。地元企業のウインナーを使用し、パスタの「茹で」から「炒め」までフライパン一つで調理。「排水が出ないのと、洗い物が増えない」と環境にも配慮する。メンバーらは「夏でも食べやすく、さっぱりとした味付けにするため、レモンを隠し味にした」と笑顔で話し、「頑張って作るので、ぜひ食べに来て欲しい」と口を揃えた。
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