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港北区版 公開:2024年7月25日 エリアトップへ

町カフェで地域を描いた作品を展示する 川口 和子さん 岸根町在住 87歳

公開:2024年7月25日

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川口 和子さん

飽くなき好奇心で描く

 ○…「近所の公園で子どもたちが思いっきり遊ぶ風景が安心できて好き」。これまで、岸根町や新横浜などの地元や旅行先を描いた作品を制作してきた。7月末からは鳥山町の町カフェで自身初となる個展を開き、地域の作品を中心に展示する。「まさか個展を開くことになるとは」と驚きながらも嬉しそうな表情で話す。

 ○…50歳を過ぎた時、「成功の法則」として7つの習慣の講座を、共に働いていた社員らと学んだ。それから「絵に関わることを毎日1回行うこと」を習慣づけるために意識して行動するように。78歳で、カルチャーセンターの水彩画を受講。写真や絵などの資料を元に描いていたが、「現場で描くことが大切」だと感じ”オリジナル作品”の制作を始めた。85歳になり、作品に迷いが生じた時にYouTubeで作品を講評する「鬼講評会」で作品を見てもらうことにハマっていった。技術や考え方を磨くため、自身の作品への探究心は尽きない。

 ○…愛媛県出身。8姉弟の中で上から2番目。「勉強家な兄弟がいる中で自由奔放に育った」と目を細める。小5の頃、約2・5Km先の怪島を目指して泳いだことも。潮の流れで到着できなかったが、その行動力は今も健在だ。昨年発行した自身の画集「駒返る」を手に、知人や近所の人、学校やケアプラザなどの近隣施設に訪問。「いろんな人に見てもらおう」と行動した結果が、偶然にも今回の個展にもつながっている。

 ○…散歩や旅行先での光景を絵として形に残すことで、「『あの時はこんなことを感じていた』と記憶がよみがえり、2倍3倍楽しくなる」と制作の楽しさを口にする。初の個展に緊張しつつも、「会話のきっかけに」と期待を膨らませる。

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