神奈川県赤十字血液センターは8月17日、トレッサ横浜で未就学児や小学生対象の献血疑似体験イベント「キッズけんけつ」を開催した。
高齢化により血液需要が増大する一方、若年層の献血者の減少傾向や少子化で医療を支える血液の確保が危惧されている。11年間で10代〜30代の献血者数は約33%減少。神奈川県内赤血球製剤供給量は2021年から急増、月別の赤血球製剤供給量を見ると今年の7月は昨年より約9%増の状況だ。輸血用血液は約85%が高齢者に充てられており癌などに使用されている。
同イベントは、幼い頃から疑似体験を通して献血への親しみをもってもらい、献血可能年齢の16歳に達した時に協力を得られるようにすることが目的。529人の子どもが体験し、神奈川県学生献血推進連盟の11人の学生も協力。献血バスでの献血も同時開催しており59人が受付、51人が献血した。
体験した北林蒼大さん(7)は「楽しかった。16歳になったらやってみたい」、渡辺レイさん(8)は「献血がどのようなものかわかった」と話した。
同センター企画係長の大村加織さんは「ご協力いただきありがたい。献血を知って将来興味をもってもらえれば」と期待を込めた。
〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
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