来年で創業65周年の「くらしとすまいの松栄」(松栄建設株式会社、菊名)は9月26日、地域メディア「ケの日のこのまち」の公開を発表した。同メディアはweb媒体であり、妙蓮寺・菊名・白楽・大口周辺の情報を発信する。
同社では「おばあちゃんの家事付きシェアハウス」をはじめとして、飲食店の誘致等、10年以上まちづくりに取り組んできた。その中の一つであり、2019年から取り組んできたローカルメディア「菊名池古民家放送局」を一新。
公開する内容は、ケの日(=日常)の幸せにつながるような、地域ならではの情報。地域の人や店、暮らし等を紹介して「幸せ」を届ける。公開頻度は週1本ほど。地元のデザイン事務所がデザインを担当し、横浜のPR会社が広報を支援する。
同時に、紙媒体「ケのまちしんぶん」も創刊。webの内容やイベント情報等を月1回ほど発刊する。
地域住民向けイベントも開催し、26人が参加した。同社代表取締役、酒井洋輔さんから新サイトの説明や地域の店舗の代表者とのトークセッション等が行われた。参加者からは「妙蓮寺に住みたくなった」「盛り上がってて嬉しい」等の声も。
地元民でもある酒井さんは「住民だからこそ地域の人が興味のあることを発信する」として、「住んでいる人も住みたいと思う人も、幸せをより深く味わってもらいたい。さまざまなところに、このような取り組みが広がれば」と期待を込めた。
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