メンバーの一人として子育て応援マップ「ココマップ」の制作に携わった 酒井 奈方子さん 港北区在住 46歳
当事者目線で子育て支援
○…「認定NPO法人びーのびーの」のスタッフとして地域の子育て支援に携わる。同法人と港北区社会福祉協議会、約10人のボランティアからなる編集メンバーで協力して制作・発行する「ココマップ」は、子育て情報をまとめたもの。「子育てで思い悩んだら出かけてみて。ココマップがそのきっかけになれば嬉しい」と微笑む。
○…元々は、同法人が運営する子育て支援拠点「どろっぷ」の利用者。「子どもと2人で過ごしていても大人が周りにいて、困った時は助けてくれることの安心感があった」と、子どもが0歳2カ月頃から週1〜2回通うようになった。幼稚園に入るタイミングで誘われ、「再就職はハードルが高いと感じたけど、子どもが幼稚園に通っている時間に働けて社会とつながれる。お世話になったから恩返しがしたい」とスタッフに。
○…兵庫県出身で就職を機に上京。「アウェイ育児」で社会とのつながりを一から築くことの大変さを感じた。子どもが10カ月の頃、どこにも属していないことを思い悩んでいた時期があった。親からのアドバイスで外出すると、偶然公園でほかの親子と出会いプレイパークに誘われ、交流の輪が広がった。外に出る大切さを実感。子どもが小3になった現在は、家族3人で謎解きツアーに参加するなど積極的に外に出る。「子どもが大きくなり(思春期前の)今だからできる」。3人の力を結集して謎を解く。
○…ココマップ作成などの子育て支援を通して、区内には子育てのための団体が多くあることを発見。「恩恵にあずかっていてありがたい」と感謝を口にする。「大変で孤独に感じることもあるかもしれないが、港北区で子育てして良かったと思ってもらえれば」と期待を込める。
〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
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