年末になると、正月の鏡餅をつくるために各地で行われる餅つき。この風習に習い都筑ヶ丘幼稚園(柏木照正園長・川和町2699)で12月13日、園児約450人と、近隣の未就園児、保護者約50組が参加して餅つき大会が行われた。
同園でこだわったのは、昔ながらの餅の作り方。薪を使って窯で餅米を蒸すところから始まり、木の臼と杵でつく。子どもたちに餅は何からできているか、どんな風にできるかを教えたいと、工程ごとにしっかり説明も。餅米が蒸しあがると「まだお餅じゃないよね。このお米が、お餅になるんだよ」などと声を掛けた。父兄ボランティアが餅米をこねる作業では、園児が声を揃えて「おいしくなあれ」と大合唱。餅つきは一人ひとりが体験し、「よいしょー」と掛け声があがった。つきあがった餅は、あんこなどの味付けで、ボランティアが準備した豚汁と一緒に食べた。柏木園長は、「伝統的な餅つきにふれる良い機会。子どもたちにも楽しんでもらえたのでは」と話した。
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