(株)サカタのタネ=本社・都筑区=の元役員、細野六郎さん(86)がこのほど、「世界で活躍する若者の育成に役立ててほしい」と横浜市に1億円を寄付した。細野さんには21日、市庁舎で林文子市長から感謝状が贈呈された。
細野さんは1949年に「サカタのタネ」に入社し、種子の生産や品種改良などの業務を担当。95年に退社するまで、専務取締役や相談役を務めた。細野さんは「私自身、仕事で海外に行く機会が多かった。この寄付が発火点になり、若い方への留学支援が継続して行われるようになれば」と語った。林市長は「基金を創設し、特に高校生の支援のために活用させて頂きたい」と話していた。
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