意見広告・議会報告
寄稿 84 「3・11」を忘れない 横浜市会議員 斉藤しんじ
東日本大震災の発生から5年が経過しました。いまだに行方不明者の捜索が続けられ、大変多くの方々が避難生活を送られていることもあり、被災地の復興は道半ばの状況です。公明党神奈川県本部としても、「3・11を忘れない防災・減災プロジェクト」が2013年の3月に設置され、私もプロジェクトメンバーとして、被災地支援や横浜市における防災・減災施策の推進、市民の皆様の自助・共助についてのご理解向上の取組みを行ってきました。
災害時あんしんカード
先日、横浜公園で開催されたイベント「3・11を忘れない」において、「災害時あんしんカード」の配布を行いました。これは、地震が起きたときの初動対応や、家族・関係者との安否確認を行う方法が簡潔に記されており、氏名や連絡先の他、かかりつけの病院や服用している薬剤名など、緊急時に備えて必要な情報を記載できるフォーマットになっています。当日、イベントに訪れた多くの人が強い関心を示し、積極的に受け取っていました。
防災・減災対策を推進
横浜市の防災・減災の取組みにおいても、災害発生時の緊急支援を要望し、また毎年の予算編成時に地震対策・水害対策等必要な事業を提案し、実現してまいりました。例えば、表面からは見えない道路の地中で空洞が発生して、震災時等に陥没する障害を予防するため、路面下空洞調査を提案しました。これに応え、横浜市では、27年度までに緊急輸送路での調査を完了し、28年度はその他の幹線道路に対象を広げ調査を開始することになりました。
これからも安全・安心の施策を進め、災害に強い街づくりに取り組んでまいります。
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