神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
都筑区版 公開:2017年7月20日 エリアトップへ

(株)崎陽軒横浜工場 弁当製造も見学可能に 報道陣に初公開

経済

公開:2017年7月20日

  • X
  • LINE
  • hatena
シウマイ弁当のご飯に小梅を乗せる作業=12日撮影
シウマイ弁当のご飯に小梅を乗せる作業=12日撮影

 (株)崎陽軒(野並直文取締役社長)=本社・横浜市西区=はこのほど、都筑区の横浜工場(川向町)の見学内容を8月2日からリニューアルすると発表。それに先立ち報道陣に向け、崎陽軒定番「シウマイ弁当」の箱詰めラインなどの新見学コースが12日に公開された。

 第三京浜・横浜港北ジャンクションからほど近い横浜工場では、2003年のリニューアル時からシウマイの製造工程見学を受け入れてきた。同工場の弁当製造ライン新設に伴い、既存のシウマイ製造の見学に加え弁当の箱詰め作業などの工程も見ることができる内容にリニューアルする。

 野並社長は工場見学を始めた時の話に触れ、当時の従業員から「俺たちは見せ物じゃない」と反発されたエピソードなどを披露。しかし、工場見学は大好評で「従業員のモチベーションが上がった。今後も3工場を順調に稼働し、110周年に向け、飛躍の年にしたい」と報道陣に語った。

 同社の駅弁の定番メニュー、シウマイ弁当は1954年に誕生した。見学では駅弁の歴史やシウマイ弁当の美味しさの秘密などを映像で学ぶ。その後、製造ラインでの箱詰め作業をガラス越しに見ることが可能だ。

 弁当製造ラインには20人程の従業員が横一列に並び、俵型ご飯を箱の半分に入れる工程からスタート。その後、残り半分のスペースへシウマイを5個、筍煮、鮪の照り焼、かまぼこ、玉子焼き、鶏唐揚げ、あんずなどを入れ、最後にご飯の上に小梅を乗せ、ふたをして、包装紙を紐で結べば完成だ。同社によると、現在は新設したばかりなので1日平均で弁当4000〜5000個程度の製造だが、将来的には、約1万2000個を見込んでいるという。

 見学は毎週、水・木・金・土曜の4日間(年末年始など除く)。7月21日(金)午前7時から、8月以降10月21日(土)分までの予約受け付けを開始する。予約は【URL】http://www.kiyoken.com/factory/で、(問)横浜工場【電話】045・472・5890。

弁当製造ラインなどについて報道陣に説明した野並社長
弁当製造ラインなどについて報道陣に説明した野並社長

都筑区版のトップニュース最新6

倒壊防止のために解体

中川慰霊塔

倒壊防止のために解体

平和の鐘、芳名板保存へ

4月24日

高校生に実習の場

伊藤忠ユニダス

高校生に実習の場

障害者雇用に貢献

4月24日

オリジナルカードで啓発

ペット防災・今出さん

オリジナルカードで啓発

愛する「家族」守る手段に

4月17日

ピカチュウで街ピカピカ

横浜市

ピカチュウで街ピカピカ

自治体主催は全国初

4月17日

安定供給への支障に懸念

輸血用血液製剤

安定供給への支障に懸念

需要急増で供給量最高に

4月17日

通電火災対策を加速

横浜市

通電火災対策を加速

感震ブレーカー普及促進

4月10日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

都筑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook